[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」

洞春寺観音堂

 三日、山口市水の上町の「洞春寺」で、先々代中村泰祐和尚五〇回忌、先代高山泰厳和尚七回忌法要と観音堂の大菩薩の御開帳法要が行われた。

 「この門を入れば冷気おのずから」と大石が据えられ、洞春寺の四脚寺山門(室町時代建築・国宝)に「一に三ツ星」の幕が張られ、寺の鐘が鳴り、読経が流れる。この寺は中国地方七カ国を支配した戦国大名毛利元就の菩提寺である。山口育児院の子供たちや縁故の人々が参列して、建仁寺管長小堀巌老大師がお渡りになって観音堂の大菩薩御開帳法要が始まった。駐車場の整理をお手伝いしながら四百年前に思いを馳せて遠くから眺めていた。稚児四人が冠装束で幕を開ける。観音堂は、室町時代中期の古建築で、唐様手法で造られた特異な建物として、現在国の重要文化財に指定されている。太平洋戦争中は破損が進み、こけら葺きの屋根はほとんど剥がれて、小屋組も朽ちるという惨状であった。私は終戦の年大殿小学校に入学したが、毎日空襲警報が続き、学校は洞春寺に疎開して本堂でミカン箱を机にして学んだ覚えがあるが観音堂までは覚えていない。しかしこの堂は昭和25年から2か年かけて解体修理され、今では立派な観音堂として寺の観光施設となっている。来年からは毎年8月10日に公開される。

 

法要風景と高山住職
















戻る